【超初心者向け】友人と起業する、起業しようと誘われたら考えること

「起業しようと思っている」「一緒に起業しようと誘われた」けど、「友人と起業はしないほうが良い」という話をよく聞くので迷っている人も多いのではないでしょうか。

結論から言うと、どちらかが正解なのではなく、友人であっても友人でなくても「人による」ということです。

「友人だと注意しにくいから」「友人じゃないと注意しにくいから」どちらも一緒に起業するパートナー次第ですよね。

しかし、だからといって何も考えず一緒に起業するのは良くありません。

しっかり考えて話し合うことが大切です。

誘った人が考えておくこと

誘うときに、考えておかなければならないことを紹介します。

起業しようと思った理由は?

「指示されたくない」「お金を稼ぎたい」「誰かの役に立つ仕事がしたい」など人それぞれだと思います。

しかし「お金を稼ぎたい」が理由では最初はうまくいっても、途中でうまくいかなくなる可能性が高くなります。

「お金を稼ぎたい」だけが理由だと、お金を稼げるようになれば、それ以上頑張る理由がありません。

会社を存続させ続けたいのであれば、ビジョン(会社をどうしていきたいのか)を考える必要があります。

なぜビジョンが大事なのか

起業したばかりの時は、一番お金がない時期になります。

つまり、パートナーを誘っても十分な給料を支払えるわけではありません。

少しでも払えればいいですが、最初は無給のところも多いでしょう。

それでも一緒についてきてくれる人もいます。

なぜ給料面で満足していないのに一緒起業してくれると思いますか?

それはビジョン(会社をどうしていきたいのか)に共感したからです。

ビジョンを共有せずに「一緒に起業しよう、給料はこれだけ払うから」と言って誘った場合は、一緒に起業する繋がりはお金だけになってしまいます。

もしお金だけの関係であれば、給料が支払われなくなった時点で、一緒にする意味がなくなってしまいますよね。

お金目的ではいずれ離れてしまいます。

「面白い」「楽しい」そういう感情がなければ、人は金銭面以外で「一緒にしたい」と思いません。

ビジョンを共有させて「面白そう」「楽しそう」と思わせることが重要です。

パートナーの選び方

起業するなら、パートナー選びは重要です。

パートナー次第で会社の成長スピードが速くなったり遅くなったりします。

最悪の場合、倒産のリスクも高くなります。

1.自分にない能力を持っているか

パートナーを選ぶ時は、自分にない能力があるかが重要になります。

ここでいう能力とは、仕事をこなすスキルだけでなくそれ以外の部分、「コミュニケーション能力」や、「常に冷静で機転が利く」なども含まれます。

自分に足りない能力を持っているパートナーを選びましょう。

2.スキルがある人を選ぶ

自分にない能力があるだけの理由で「この人にする」というわけにもいきません。

必ず、仕事をこなせるスキルも必要になります。

パートナーが、目に見えない能力と目に見えるスキルを兼ね備えていなければ、後々後悔するのは自分です。

後からスキルがある人が入ってきた時に、最初から一緒にやってきた人でも邪魔に感じることがあります。

その時に、最初から一緒にやってきた人を「クビ」や「減給」のように、邪険に出来る人はそう多くはいません。

ですが、どうしてもパートナーにしたいけど、能力・スキルが無い人であれば、学ぶことが苦でない人を選ぶようにしましょう。

そうすれば、後からでも力をつけられるので、心配する必要はないでしょう。

社長だから行動しなくて良いはダメ

社長も自ら行動しなくてはいけません。

社長になると、「お金出しているのは自分なんだから動かなく良い」と勘違いする人がいますがそれは大バカ者の考えることです。

最初は特に社長が動かなければなりません。

決定権を持っているのも、お金の使用許可も社長が持っているからです。

動かなくても大丈夫なのは組織が出来上がってから

ずっと動かなくて良いわけではありませんが、ある程度自由になれるのは、組織が出来上がってからです。

判断基準があり決定権をある程度渡している場合は、社長が動かなくても会社は止まりません。

そのレベルになるまでは社長が自ら動く必要があります。

社長に最低限必要な3つのスキル

社長に必要なスキルはたくさんあります。

しかし、いきなり全てを習得することは出来ないので、最低限必要なスキルだけでも習得しておきましょう。

1.決断する力

会社を経営していると決断を迫られることばかりです。

「事業の方向性」「攻めのタイミング」「守りのタイミング」数々の決断が必要ですが、この時の決断スピードが、会社の成長スピードに大きくかかわります。

決断のスピードが遅かったために「他社に出し抜かれた」など日常的に起こるので、そうならないためには、どれだけ早く決断するかが重要になってきます。

決断してもうまくいくか分からないので、「本当にこれでいいのか」と、不安になりますが、決断が間違っていたときは、すぐに引き返せば良いのです。

決断しないことが一番「罪」なのです。

2.人の責任にしない

経営を進めていくと「うまく回らない部署」が必ず出てきます。

その時に、「全然できていない」「遅い」と文句を言いつつも改善しようとしないのはよくありません。

文句を言って自分では改善しようとせず、「売り上げが良くないのは、この部署が原因だ」と責任を擦り付ける社長がいますが、文句を言うのではなく、うまくいかない原因を取り払うように自ら動きましょう。

このようなこと以外でも、すべての原因と責任は自分にあると自覚しなければなりません。

3.自己管理能力

ある程度会社が大きくなってくると、「お金」も「時間」も余裕が出てきて、自由に動けるようになってきます。

この時に良い社長と悪い社長の分岐点です。

悪い社長はこの時期から「出勤時間が遅くなる」「自分の趣味に会社のお金を使う」「見栄を張る」ようになります。

そうなると、会社の存続が危うくなってきます。

良い社長は、「出勤時間は従業員と同じかそれより早い」「自分のためではなく会社のためにお金を使う」「見栄は張らない」など、会社のために行動します。

会社を成長させつつ倒産させないためには、自分の「時間」「お金」「精神」をコントロールしなければいけません。

誘われた人が考えておくこと

誘われたときに、考えておかなければならないことを紹介します。

誘われたポジションは役員?従業員?

起業に誘われたらまずは、どの形態で誘われているのかを聞く必要があります。

大抵は副社長ポジションなど、経営陣の場合が多いでしょう。

しかし、経営陣側と思っていたら実は従業員ポジションだったということもあります。

あとから「そんなの聞いていない!」とならないように、必ず確認しておきましょう。

お金の話をしておく

お金が原因で、トラブルになることが多くあります。

トラブルが起こらないように、少なくとも下記2つは確認しておきましょう。

1.給料の配分

給料はどのくらいもらえるのかを聞きましょう。

「給料の計算方法、ボーナスはあるのかないのか、あるならどんな基準なのか」最初から聞きにくいとは思いますが、お互いに後悔しないように必ず話す必要があります。

聞けないのであれば、この先一緒にやっていっても成功しませんし、聞いてはぐらかされるならいずれ裏切られるでしょう。

時間が経過し、困ってからでは遅いのです。

2.初期費用は誰が出すのか

起業するとなると、パソコンや事業所の賃料など、いろいろ費用が掛かります。

この初期費用を誰が払うのかを確認しましょう。

全額払ってくれるのか、いくらか出さないといけないのか、払う必要があるならお金の準備もしなければなりません。

又、資金を出す出さないで発言権があるのかも確認しておきましょう。

仕事量のバランスを考える

一緒に起業するとなれば、単純にその人数で仕事量を割ります。

2人で始めるなら2等分、3人なら3等分です。

どちらか一方が大きい負担では長く続かない

会社員の時とは違い、起業となると「お金」「商品」「企画」「集客」「人の管理」など、全て自分たちでしなければならないので仕事が山ほどあります。

仕事量を役割分担できていればいいのですが、曖昧になっているとどちらか一方がしんどい状況に陥り、トラブルの原因になるので、事前にしっかり話し合いましょう。

決定権を決める

複数人で経営していると、必ず意見が分かれるときが訪れます。

小さい、大きいにかかわらず、意見が分かれれば必ずどちらにするか決断を迫られます。

最初に決定基準を話し合っておかなければ、意見が割れたときに永遠に決まりません。

社長が最終決定なのか、多数決なのか、決定基準を最初に決めておきましょう。

No.2になるための3つの条件

No.2に必要なスキルはたくさんあります。

しかし、いきなり全てを習得することは出来ないので、最低限の条件を覚えておきましょう。

1.成長する力

実力があってもなくても、自ら成長する努力が大切です。

努力をしなければ「スキル」「アイデア」「改善」など、今以上の力を出すことができないのです。

社長の足を引っ張るNo.2はいりません。

勉強し続けて、いつまでも頼られるNo.2を目指しましょう。

2.人に仕える

指示されるごとに「いやだ」「めんどくさい」「なんで自分がしないといけないのか」などと思っていてはNo.2は務まりません。

即行動し、即解決させなければ存在価値はないでしょう。

本当にダメなことには「NO」と言えなければなりませんが、自分の感情で「NO」と判断するのはよくありません。

社長が実現したいことを全力でサポートしましょう。

3.嫌われる勇気

すべてにおいて嫌われる必要はありません。

ただ、「嫌われたくない」「傷つけたくない」という感情は、経営には不必要です。

会社を成長させる義務があります。

そのために「発言」「行動」「決断」を会社目線で論理的に行動し続けることが大事です。

疑問に感じたら我慢せずに話し合う

一緒に活動していると、「ん?」と思うことがあります。

その時に「まぁいいか」と流していては、あとで仲間割れなど良くない状況になりかねません。

一緒に起業することは、何事も時間が解決してくれるような簡単な話ではないのです。

小さいことでも考えの擦り合わせをするように心がけましょう。

誘われたけど「自分も独立したい」と考えていたなら自分で起業するべき

起業の理由としてはよくありませんが、もし、人から指示されたくなくて起業を考えていた場合は、自分で起業する方がいいでしょう。

社長以外のポジションは、自分の発言権が当然低くなります。

そうすると指示される立場になるので、会社員を辞めて起業した意味が薄れてしまいます。

楽しい間はいいかもしれませんが、何か問題があった時は、「やめたい」と思ってしまいます。

そこを考えた上で決断するようにしましょう。

 

友人と起業する、起業しようと誘われたら考えることでした。